2023.02.02/ブログ,
卒業論文発表会が終わりました
先週水曜日の1月25日に、卒業論文の発表会がありました。これは国際学部の中でも公共政策・NPOプログラムの卒業論文発表会で、今年度、めぐろの下で卒業論文を書き上げた2人の学生も発表をしました。
2人の卒業論文のタイトルは以下の通り。
- ケニアのマザレスラムにおけるサッカーを通じた開発
- 大久野島におけるダークツーリズムの可能性について
1人はケニアの首都ナイロビのスラムで「スポーツを通じた開発と平和」の取り組みをしているNGOの活動について、もう1人は広島県は竹原市に位置し「ウサギの島」として知られる大久野島の「負の歴史=第2次世界大戦中の毒ガス製造がもたらした被害」について研究したものです。
現地調査で得られたデータに立脚して議論を展開している点はいかにもめぐろゼミという感じですが、「スポーツを通じた開発と平和」と「ダークツーリズム」という21世紀になって世界的に注目を集めるようになった事象をテーマにしている点は非常に新しい試みと言えます。
新型コロナ感染症の影響で現地調査をするにもいろいろな苦労がありました。それを乗り越えて立派な卒業論文を書いてくれた2人には、本当に感謝しています。発表を聞いていたゼミの後輩にはいい勉強になったと思います。