目黒 紀夫 マサイ研究者 目黒 紀夫

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2022.02.01/ブログ,

卒論発表会が終わりました+国際学部の「特色ある卒論」について

ぼくが所属する大学・学部のゼミは、5つの「プログラム」に分かれています。そのうち、めぐろゼミが属している公共政策・NPOプログラムの卒論発表会が先週水曜に、そして、もうひとつの多文化共生プログラムの卒論発表会が今日、それぞれ無事に終わりました。

今年度、めぐろゼミで卒論を書いたのは1名。タイトルは「伝統アユ漁が今でも続けられている理由―高知県小川川における『しゃくり漁』の事例」でした。民俗学におけるマイナー・サブシステンスの議論を踏まえて、古風なやり方の漁でお金にはとてもならないのに、なぜ、人びとが「しゃくり漁」でアユを取り続けているのかを考えました。

このゼミ生は公共政策・NPOプログラムの発表会ですでに発表をしていたので、今日の多文化共生プログラムの発表会は、ぼくはもうすっかりリラックスして聞いていました。卒論のテーマは本当に多岐にわたっていて、ここで紹介したくてもどれを選んだらいいのか迷うばかりです。ということで、広島市立大学・国際学部の卒論って、どんなテーマがあるんだんろうと気になったあなた! ぜひ、学部ウェブ・サイトの「特色ある卒論」のページを見てみてください!!

それにしても、結局、今年度の卒論発表会はすべてオンラインになってしまいました。ほんっとうに、最後の区切りとなる発表会をみんなで集まってやれなかったのは残念です。が、今の状況では仕方がないですよね。一刻も早く新型コロナ感染症がおさまり、ぼくだけでなく学生のみんなもフィールドに出かけられる日が早くくることを願うばかりです。

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